廃盤ボーイズモデル
ロレックスの創業者ハンス・ウィルスドルフは、スクリュー・ロック式リューズにスクリューバックケースの「オイスターケース」を開発した英国の時計メーカーのオイスター社を特許を含め買収。その後に自動巻きのパーペチュアル機能を展開し、実用性の高さから誰もが知る世界的ブランドへとなっていきます。
今回は、ヴィンテージ時計特有の魅力が漂うRef.3121のご紹介です。経年変化により独特な色合いを演出したホワイトダイヤルと、レトロチックなアラビアインデックスで伝統的なデザインが印象的なモデル。美しく焼き入れされたブルースチール加工と光を放つラジウム夜光の針も健在し、雰囲気の良いヴィンテージテイストを強く感じさせてくれる一本です。裏蓋内には「OYSTER WATCH CO. / オイスターウォッチカンパニー」と、「SAR / ソサエティア・アノニム・ロレックス」、リューズには40年代初期まで使用された「PATENT OYSTER」が刻印され、当時のグループ企業での製造背景やロレックスの歴史的重要なディテールの揃った貴重な存在です。
ムーブメントは、キャリバー710を搭載。40年代に名機と言われたキャリバー700を進化させ、安定感のある「Super Balance Temp/スーパーバランステンプ」を採用した名機と言える存在です。
ブレスレットには、当店オリジナルのアニリンゴートスキンレザーのブラックをセッティング。ケース幅29ミリなので、小ぶりなモデルを好む男性は勿論の事、女性にもご着用頂けるサイズ感。味わい深い趣とレトロな可愛さが共存した、とても素敵な時計です。ぜひ店頭にて御覧ください。