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GOETHE webの「 ヴィンテージウォッチ再考」第9回にて、当店のLIPのマッハ2000を紹介しております。
今回紹介するLIPのマッハ2000は、1973年に発売されたブランドを代表するコレクションの1つ。
デザインを手がけたのは、20世紀のフランスを代表するインダストリアルデザイナー、ロジェ・タロン。
名高いヨーロッパ特急「TGV」の車両デザインを手掛けた事でも良く知られる人物です。
左右非対称のデザイン、右側に取り付けられた球体のボタン、薄手のラバーストラップなどは、人間工学や流体力学に基づくもので、「2000年になっても色褪せないデザイン」を目指して作られた時計と言われています。
一見個性的なデザインですが、着けやすさ、時間の見やすさが考慮されているのが特徴。ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久所蔵品コレクションにも入っているインダストリアルデザインの傑作です。
是非チェックしてみて下さい。
■連載「ヴィンテージウォッチ再考」とは……
インターネットやSNSの普及からあらゆる時代の時計が簡単に入手できるようになった。そうはいったところで、パーツの整合性や真贋の問題が問われるヴィンテージウォッチの品定めは一筋縄ではいかない。本連載では、ヴィンテージの魅力を再考しながら、さまざまな角度から評価すべきポイントを解説していく。