廃盤メンズモデル
モロッコ・マラケシュの太守、タミ・エル・グラウィが、自身のアクティブなライフスタイルに適した腕時計の製作をルイ・カルティエに依頼したことで誕生した[Pasha De Cartier / パシャドゥカルティエ]。その歴史は1930年代まで遡ると言われています。
今回は、品格が宿るイエローゴールドの輝きを放つ、強い存在感を持ったRef.1035のご紹介です。エレガントな書体のアラビアインデックスで、どこか洒脱な印象を感じさせてくれるデザイン。焼き入れされたブルースチール針が良いアクセントを演出し、トリチウム夜光も程よく焼けてヴィンテージらしい雰囲気となっています。リューズがねじ込み式のキャップ内に収められており、水から守られるだけでなく、繊細なリューズが損傷して時計が使用できなくなることを防ぎます。キャップは小さなチェーンで繋がれ、リューズを巻いたり時間を合わせたりするときに紛失しないようになっています。
ムーブメントは、最大のムーブメントメーカーETA社製の自動巻きキャリバー2892-A2をベースとした、キャリバー049を搭載。多くのブランドにも幅広く採用された、スイス時計の歴史の中で最高の万能機と言われる程の存在で、精度は勿論、メンテナンス性にも優れた信頼性の高いムーブメントです。
ブレスレットには、メーカー純正のクロコダイルレザーのブラックをセッティング。柔らかなラインが美しい貴重なイエローゴールド純正尾錠も付属いたしますので、併せてご愛用いただくことをお勧めいたします。美しく端正なケースフォルムで、洗練と愛らしさが同居する素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。