廃盤メンズモデル
1919年にヨーロッパで生まれた機能的な芸術[Bauhaus/バウハウス]を基に、無駄のない美しさを時計のデザインに反映させたモデルRef.96[Calatrava/カラトラバ]。1930年代初頭にモダニズムの先駆けとして誕生し、革新的で美しさの光るそのシンプルなデザインは、私たちが想像する腕時計の形を定義づけたとも言われています。
今回は、カラトラバの元祖的存在、Ref.96・通称"クンロク"と言われる継承モデルとして、1982年より展開されたモデル[Calatrava/カラトラバ]Ref.3796のご紹介です。幅30.5mmのケースサイズはそのままに、フラットベゼルのシンプルな美しいケースフォルムで、非常に珍しい品性あるローズゴールドの輝きを放ったモデルです。多面カットされた反射光の強いドルフィンハンドやバレットインデックス等、6時の位置の[シグマ/σ]マークが表記された通り、ローズゴールドが使用された拘りの逸品。重厚感がありながらも、さり気なく温かみのある美しさで、腕元を華やかに演出し、上質な存在感を放った素敵な時計です。
ムーブメントは、手巻きキャリバー215を搭載。世界で最も古い高級時計製造の中心地として、厳格な検査基準を持つとされる[Geneve Seal/ジュネーブシール]の認定を取得し、現在までの約40年以上に渡って活躍しているムーブメントです。
今回の販売にあたり、アーカイブを2019年3月に取得しておりますので、お買い上げの際にお渡しいたします。
レザーブレスには、パテックフィリップ純正のクロコダイルレザーのシャイニーブラックをセッティング。貴重なローズゴールド製純正尾錠も付属しておりますので、共にお使い頂くことをお勧めいたします。小ぶりなモデルを好む男性は勿論の事、女性にもご着用頂けるサイズ感で、凛々しい顔立ちの格別なオーラを放ち、2000年には生産終了となった貴重な逸品。実用性の高さは勿論の事、時代や流行に左右されることのない、シンプルな美しさを備えた魅力的な時計です。是非、店頭にてご覧ください。