廃盤メンズモデル
カルティエを代表するサントスシリーズの中でも、1980年代から1990年代初頭までのわずか10年ほどで製造を終了した「サントスオクタゴン / Santos Octagon」。八角形を意味するオクタゴンのモデル名の通り、サントスシリーズらしいビスがモチーフのベゼルデザインに、シリーズ初のステンレスを使用したデザインで、生産終了後も人気の高いモデルです。
今回は、モデル発売当初にしか存在しない自動巻きムーブメントが搭載されたモデル、Ref.2966のご紹介です。現行モデルには無い八角形のケースに、ジュエラーらしくソリッドゴールドのベゼルを使用した特徴的なデザイン。カルティエ伝統のホワイトローマンダイヤルやサファイアカボションリューズ、イエローゴールドとステンレスのコンビブレスが、美しくエレガントなジュエリーテイストを演出。このラグジュアリースポーツを感じさせる素晴らしいデザインは、独特な感性を持つ、カルティエだからこそと言えます。
ムーブメントは、70年後期から80年代前半に掛けて多くのモデルに使用されていた、デイト付き自動巻きキャリバー2671。卓越した精度と耐久性を持ち、メンテナンス性にも優れたムーブメントを搭載しています。
ブレスレットには、観音開きタイプの「ラブブレスレット/Love Bracelet」のバックル部分の繋ぎ目が見えない仕様がセッティングされ、ブレスの一体感が高まり美しさが際立ちます。また今回の個体はメーカー修理にて現行の純正ダイヤルに変更された為、6時下の表記はSWISS MADEとなっており、2020年に修理されたメーカー修理明細書も付属しております。品の良さとスポーティーなデザインを融合し、誕生から私達を魅了し続けてきた素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。