廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は、1868年に創業された、スイスの伝統とも言うべき時計産業と、アメリカの生産技術を融合させたメーカーです。高精度の証でもあるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、軍用時計等の名機を多く輩出。質実剛健なデザインと卓越した技術力で、優れた時計製造を続けてきました。
今回は、薄型のステンレススチール製トノーケースが、品良くスマートさを感じさせてくれるモデルのご紹介です。サンバースト仕上げが施され優美な艶めきを魅せるシルバーダイヤルに、繊細なペンシルハンドとバーインデックスが、洗練された雰囲気を漂わせる魅力的な一本。アプライドのIWCロゴと共に、筆記体でプリントされた同ブランドの銘も、現行のものには見られないオールドインターならではの特徴です。ダイヤル外周のミニッツマーカーはプリントではなく、金属球を一つ一つ埋め込む「パールドロップ手法」で作られていること等からも、職人の拘りが伝わってきます。
ムーブメントには、キャリバー403を搭載。IWCのペラトン式自動巻きのベースになった名機キャリバー89の後継機で、ブリッジには高級メゾンにあるコート・ド・ジュネーブ(平行に施された縞模様)の施された、美しい薄型ムーブメントです。
ブレスレットには、純正SSメッシュブレスレットがセッティングされておりますが、季節に合わせて、革ベルトに付け替えてお楽しみ頂くのもお勧めです。フォーマルな装いには勿論の事、カジュアルなスタイルも格上げしてくれる素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。