廃盤メンズモデル
「正確、精密」の意味を持つプレシジョンは、時計の精度を競い合っていた時計業界の中で、主にクロノメーター認定を受けていないモデルに使われた歴史があり、認定をパスしていなくても、高い精度と信頼性を持つムーブメントである事を示す為につけられたシリーズ名です。
今回は1965年製造された、ヴィンテージロレックスの大きな特徴である、ミラーダイヤルがセッティングされたRef.6426Mのご紹介です。正面から見た時の、ロレックスらしい美しくシャープな顔立ちに、多くの方を魅了してきたギルトダイヤルとも呼ばれる、艶感のあるダイヤルが特徴のモデル。漆黒のダイヤルの中に、針が浮かび上がるような高い視認性を実現し、優れた腕時計としては勿論のこと、現代のものには無い、独特な魅力を堪能することができる一本です。
ムーブメントは、手巻きキャリバー1210(1215)を搭載。プレシジョンシリーズ等の手巻きシリーズに多く使われた、信頼性の高いムーブメントで、ストックパーツも豊富にありメンテナンス性に優れた点も魅力です。
ブレスレットには、1966年製造の王冠マークが飛び出した様な通称「デベソバックル付リベッドブレス」をセッティング。さらに貴重な当時の純正ボックスとギャランティ(1966年9月)、レザーブレス用のステンレス製純正尾錠も付属された特別な逸品。シンプルでありながら時計本来の美しさが際立つ、とても素敵な時計です。是非店頭にてご覧ください。