廃盤メンズモデル
「オーデマピゲ / Audemars Piguet」は1875年創立の歴史ある高級時計ブランドです。精確さは勿論のこと信頼性も高く、製作から販売まで自社で行う数少ないマニュファクチュール。独創的で複雑な時計を得意とし、19世紀に行われたパリ万博等で成功を収め、世界三大高級時計メーカーの一つと数えられてきました。
今回は、プラチナ製スクエアケースが特徴的で希少なモデルRef.69のご紹介です。60年の時を色濃く感じさせるセピア化したアイボリーダイヤルが落ち着いた輝きを放ち、ヴィンテージ特有の風格をより一層深く感じさせてくれます。あたかも身体の一部に感じてしまう様な、薄いケースのシンプルな2針仕様のドレスウィッチで、品質やデザイン性の高さは勿論のこと、現代の時計にはない風合いを楽しみたい方にはお勧めの一本です。
ムーブメントには、キャリバー2003を搭載。1953年にジャガールクルトよって生み出されたキャリバー803をベースに、ヴァシュロンではキャリバー1003としても活躍し、その薄さは、厚さ1.64mmと当時の世界最薄を誇りました。全メーカーのムーブメントを見ても、最高級であると言える存在です。
レザーブレスには、クロコダイルレザーブレスのシャイニーブラックをセレクト。大変貴重なプラチナ製純正尾錠を付属している事から、大切に使用されていた事が伺えます。無駄のない綺麗なフォルムに、シンプルでありながら趣のある魅力をじっくりと味わえる、素晴らしいモデルです。是非店頭にてご覧ください。