廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させ、1868年に創業したスイスの時計会社です。優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、軍用時計等の多くの名機を輩出。質実剛健なデザインと卓越した技術力で、優れた時計製造を続けてきました。
今回は1971年頃に製造された、デイト機能付きシルバーダイヤルのRef.1872のご紹介です。その時代特有の香りを感じる、オールドインターの中でも珍しいステンレス製トノーケースに、筆記体とアップライトの”IWC”ロゴが入る二重表記のダイヤルと、アイコニックな魚マークのリューズも健在で、存在感のあるシャープで何処か都会的な要素が感じられる時計です。
ムーブメントは、ハック機能を表す「B」を末尾に有する、キャリバー8541Bを搭載。「ペラトン式自動巻き/Peraton Automatic」85系の最終形モデルで、23:45と24:00を行き来する事で日付を変えることの出来る高い実用性と、巻き上げ効率が高くメンテナンス性にも優れた、IWCの技術者『アルバート・ペラトン/Albert Peraton』の名が今でも残る名機です。
ブレスレットは、とても珍しいステンレス製ブレスレットを付属。現代ではあまりみられないケースデザインに、シャープでIWCらしい主張し過ぎない美しさを感じさせる逸品です。是非お手に取ってご覧ください。