廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させた、1868年に創業したスイスの時計会社です。革新的な製造技術を導入したことで、多くの名機を輩出。優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、堅実な時計製造を続けてきました。
今回は、そんなIWCの歴史の中でドレスウォッチの位置づけとなる、スタンダードなデイト付きのRefR818ADをご紹介です。筆記体と共に現在でも使用される、アップライトの”IWC”ロゴが入る二重表記と綺麗なシルバーダイヤルが、シャープで洗練された印象を放ちます。勿論、オールドインター特有である、魚マークのリューズと外周のミニッツマーカーには金属のボールを埋め込んだ職人気質の宿る”パール・ドロップ”手法も健在でIWCらしさを感じさせてくれます。
ムーブメントは、ハック機能を表す「B」を末尾に有する、ロービート5.5振動のcal.8541Bを搭載。「ペラトン式自動巻き/Peraton Automatic」85系の最終形モデルとなります。23:45と24:00を行き来する事で日付の早送りもできるので実用性が高く、IWCの名作ヨットマスターにも使われた、IWCの技術者『アルバート・ペラトン/Albert Peraton』の名が今でも残る名機です。当時の大きな特徴として、自動巻きローターの鉄の芯との摩擦による耐久性を保つ意図として、受け石にルビーを採用しております。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーブレスのネイビーをセレクト。年代物といった魅力だけでなく、シンプルでありながら美しさを感じさせてくれる、素晴らしい時計です。是非店頭にてご覧ください。