廃盤メンズモデル。
高級感と高精度を追求し続けたオメガの最高峰機種として存在し、星座を意味する『コンステレーション/Constellation』。シンプルながらエレガントなデザインが高く評価されています。
今回は1962年頃に製造されたRef.168.005のご紹介です。最大の特徴として、綺麗なサンバースト加工の施されたシルバーダイヤルに通称[ 12角ダイアル / Pie Pan Dial ]と呼ばれる立体的なダイヤル。オメガが生産した12角モデルは製造期間も約10年程度しかなく、オメガの頂点として存在してきたコンステレーション初期モデルの証として、アンティークオメガ好きを魅了してきた貴重な存在です。
12時下のアップライトのオメガロゴとドルフィンハンド、インデックスも立体的に墨入りされたバーインデックスに輝きあり、全てのデザインが腕時計としての視認性を考慮し、立体的に作られた素晴らしいディテールを見る事が出来ます。プラスチック風防は中央にオメガマークの透かしと竜頭にΩマーク有り、裏蓋にはコンステレーション「天文台の観測ドーム」が刻印、時計の世界の中で"最高峰機種"として、あり続けてきたという証の刻まれたモデルです。
搭載しているムーブメントは、外部精度検定に合格したムーブメントの搭載機にのみ記載が許される、[クロノメーター / Chronometer ]の文字が時計にあることが、機能性の高さを表しているキャリバー561を搭載。名機であるキャリバー551にカレンダー機能を追加し、オメガの自動巻きムーブメントの中でも全盛期時代を代表する名機として存在する、初期のコンステレーションモデルを支えた最高級ムーブメントを搭載しています。
伸びは見られますが、オメガ純正[ ライスジュビリーブレス / Jubilee Rice Bracele ]が付属し、当時の貴重なディテールを有する一本です。是非店頭にてご確認下さい。