廃盤レディースモデル。
カルティエはジュエリーや芸術の世界を、近代的で実用的なものとして、ジュエリーの世界を大きく革新。あらゆる物事からインスピレーションを受け、独創的でエレガントなものとして創造し、時計の世界を牽引し続けてきました。当時のスタイルアイコンとして知られ、友人でもあった飛行士・アルベルト・サントス=デュモンより、「飛行中に時刻を知りたい」と相談を受け、1904年に腕時計「サントス」を制作。飛行家に向けたものであるのにスクエアケースを採用、懐中時計でなく出し入れせずに直ぐに時間を確認出来る、当時として、それは画期的なものであり、それが世界初の腕時計となりました。
今回ご紹介のRef.96053は、名作シリーズの中でも薄型ケースが際立つ貴重な「Extraflat/エキストラフラット」のレディースモデルです。美しい金無垢のケースに、6時側のParis表記のホワイトダイヤル、ブルースチール針とローマ数字の伝統的なスタイルが取り入れられており、非常に完成度の高い一本。
搭載されたムーブメントは、アイコンでもあるサントス・デュモンへのオマージュとして薄型に拘り、高級手巻きムーブメントである「フレデリックピゲ/Frederic Piguet」製の極薄のキャリバー21を掲載。パテックフィリップがルクルト社以外のエボーシュとして選び、パテックの名機となるキャリバー175のベースキャリバーとして存在。コートドジュネーブの美しさや、精度への拘りにまで完成度の高さも感じさせる、最高の逸品である素晴らしいムーブメントです。
レザーブレスには、当店オリジナルリザードレザーのブラックをセレクトしております。とても貴重なカルティエ国際保証書と純正ボックスのフルセットである事。ダイヤルの状態が素晴らしい事、全体を総合的に考えるとお目に掛かる事の出来ない素晴らしいコンディションの固体です。お洒落な大人の魅力、個性をも引き立てる存在感のある時計です。是非店頭にて御覧ください。