廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させ、1868年に創業したスイスの時計会社です。革新的な製造技術を導入したことで、懐中時計、軍用時計、多くの名機を輩出。時計業界の先端を行くブランドとなり、優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、堅実な時計製造を続けてきました。
今回ご紹介させていただくRef.R810Aは、そんなIWCの歴史の中でドレスウォッチの位置づけとなる、35㎜ソリッドゴールド製スナップバック式ケースのオールドインターです。筆記体と共に現在でも使用されるアップライトの”IWC”ロゴが入る二重表記と、50年も経過したものとは思えない位の艶やかなゴールドケースとヘアライン加工が施されたダイヤル。ペンシルハンドとアップライトされたバーインデックスが視認性も良く、さらにプラスチックドーム風防とその時代の仕様をそのままに残し、シャープで洗練された印象を感じさせるディテールです。
ムーブメントは、ペラトン式自動巻きキャリバー8541(1963年~1964年頃)で、デイト機能を有する、IWCの技術者『アルバート・ペラトン/Albert Peraton』の開発した、素晴らしいディテールを味わう事が出来る、21世紀まで大切に受け継がれて来たIWCの歴史的発明のムーブメントです。
年代物といった枠の中だけでない、シャープな印象の魅力のある素晴らしい時計、ケースに研磨跡の一切見られないノンポリッシュコンディション。IWC純正のビンテージレザーベルトと純正尾錠もついた、まさしく奇跡の美品。大切に保管されていた証です。是非店頭にてご覧ください。