廃盤メンズモデル。1865年創業の「Zenith / ゼニス」は、エルプリメロの開発により90年代に新たな地位を築きましたが、その出来事以前から、ムーブメント製造において他社を圧倒する技術力を持っており、腕時計の歴史の幕明けの時期とも言える1900年代初頭の第一次世界大戦では、アメリカ軍が。1940年代の第二次世界大戦ではイギリス軍、ドイツ軍が採用していた事からも如何に早い段階から技術的に信頼性の高いメーカーとして広く認知されてたかを知る事が出来ます。現在のLVMHグループ参加となった現在、機械式ムーブメントの概念を覆す、342年ぶりの革命と言われる程の新型オシレーターの開発を成功させ、革新的で独自にスタイルを確立しております。こちらの固体は1950年代製造の80ミクロンのキャップゴールド加工が施されたスナップバックラウンドケースモデル。ソリッドゴールドと見間違える程の美しいケースの輝きに相応しいクサビアワーマーカーとアラビア数字、ゼニスロゴが全てアップライトにてセッティングされ、ドルフィンハンド、先端がダイヤルにあわせて彎曲した秒針が良いポイントになっております。ムーブメントには、美しいコート・ド・ジュネーブ仕上げがゼニスの製造クオリティを物語る、インカブロック無し、センターセコンドの126系のキャリバー126-5を搭載。この価格で手に入る時計として、考えられない程の労力が賭けられている事が容易に理解出来ます。