廃盤ボーイズモデル。
ビンテージロレックスのダイヤルに入った「Oyster Precision / オイスタープレシジョン」の文字。オイスターケースの素晴らしさは勿論の事、「正確、精密」と言う意味を持つプレシジョンは、時計の精度を競い合っていた時計業界の中で、主にクロノメーター認定を受けていないモデルに使われた歴史があり、認定をパスしていなくても、高い精度をと信頼性を持つムーブメントである事を示す為につけられたシリーズ名。
今回は1951年に製造されたヴィンテージロレックスの中でも、非常に数の少ないボーイズモデルというメンズライクな顔立ちのユニセックスモデルであり、30mmケースサイズが大きな特徴の「Oyster Speedking / オイスタースピードキング」のRef.6020のご紹介です。まず独特な形にも見えるリーフハンド針とダイヤルが経年褐色により独特な素晴らしい色合いに変色、そしてインデックスが彫り込みになっており、この施工方法は後には絶滅してしまう技法と、ねじ込み型のリューズでないオイスターケースの歴史の中で2年間と言う短い期間しか生産されなかったが、しっかりとリューズに刻まれた「Super Oyster / スーパーオイスター」の文字。それら全てのディテールが、この年代ならではであり、現在のロレックスとの差を感じさせる抜群のディテールです。
ムーブメントはキャリバー710を搭載。40年代に名機と言われたキャリバー700の進化させ、「Super Balance Temp / スーパーバランステンプ」を採用し、安定感のあるムーブメントなので、末永くお使いいただける名機と言えます。
レザーブレスには当店オリジナルのゴートスキンレザーブレスのブラウンをセレクト、貴重な純正尾錠も付属しております。素晴らしいビンテージ特有の渋みのある味わいの際立つモデル。是非店頭にてご覧ください。