廃盤メンズモデル
1884年、スイスのサン・ティミエに工房が設立されたのが[ ブライトリング / Breitling ]のルーツ。クロノグラフ・複雑時計製作の才能に長けていた創業者のレオン・ブライトリングは、展覧会で多くを受賞し、『クロノグラフのスペシャリスト』として存在を世界に知らしめました。クロノグラフの名門ブランドとして発展し続け、代表作「Navitimer / ナビタイマー」等も製作。パイロットウォッチの名作として存在し、代表的なクロノグラフを多く製作しています。
今回はそんなブライトリングの1963年に登場したRef.2011[ Top Time / トップタイム ]のシリーズの中でも、特に人気の高いブラックマットダイヤルの「Reverse Panda Gilt Dial / 逆パンダダイヤル」のご紹介です。独特のケース形状もこのシリーズの特徴であり、回転ベゼルなどを装備せずシンプルさを追究し、文字盤は外周にタキメーターを配置したブラックマットダイヤルに、光の当たる角度によって輝きが変わる様に細かくカッティングされたバーインデックスとペンシルハンド針の組み合わせ、そして2つのインダイヤルは3時位置が45分積算計、9時位置は永久秒針として存在。全ての組み合わせが、現行モデルにはないディテールと程よい経年変化も合わせ持ち、趣のある深い味わいのビンテージクロノを楽しむことができる希少性の高い一本です。
搭載のムーブメントはバルジュー製キャリバー7730を搭載。ヴィーナス最後のキャリバー188を継承したモデルで、ブライトリングの[ スプリント / Splint ]やホイヤーの[ カマロ / Camaro ]等のモータースポーツモデルに多く搭載された2レジスター手巻きモデルの名機です。
レザーブレスには当店オリジナルのクロコダイルレザーベルトのブラックをセレクトしております。間違いなく現代には存在しないケースデザインに、シャープな顔立ち持った素晴らしい時計。当時として若い世代に向けて登場したスポーツモデルですが、様々なシーンで活躍できる腕元をお洒落に演出してくれる大人の逸品と言えます。是非店頭にてお手に取ってご覧ください。