1954年製、非常に珍しいレディースヴィンテージロレックスです。「Turn-O-graph / ターノグラフ」と聞いてもピント来ない女性も多いと思いますが、世界的にロレックスのスタンダードモデルとして知られるデイトジャストの前身であるオイスターケースと、パーペチュアル機能を有する代表作に、男性に絶大な人気を誇る両回転ベゼルがセッティングされ、スポーティーな見た目が魅力の一本です。ドレスウォッチ全盛期であった為に、女性向けのスポーツモデルは極端に少なく、現存する物もほとんど見る事はありません。スモールセコンド付きキャリバー1120は50年代の代表的な機械であり、通称ユニコーンローターと呼ばれる独特のパーツデザインがメーカーの拘りを感じる事の出来るディテールです。スポーツモデルのテイストが強い固体ですし、クラウンマーク付き純正尾錠もありましたので、レザーブレスには当店オリジナルのアニリン染めゴートスキンレザーベルトをセレクト致しました。