1965年製のRef.6694Mは、35mmと言う小ぶりなケースサイズとシンプルな手巻きムーブメントであるCal.1210が搭載された初期型である「Oyster Date Precision / オイスターデイト プレシジョン」。ヴィンテージロレックスの入門編として話に上がる事が多いモデルですが、その中でも異彩を放つミラーダイヤルのモデル。ブラウンに退色したブラックダイヤルのクサビインデックス、アルファハンド針、後期形のモデルには見られ無い独自のエイジングをご堪能頂けます。後にCal1225へとアップデートされるまで、スピードキングを始めとする64系に多様された名機Cal1210を搭載。針のトリチウムが取れておりますが、トータル的に中々お目に掛かれないコンディションの一本です。