6時側に入った「Geneve / ジュネーヴ / ジュネーブ」の文字は、言わずと知れたスイスの南端に位置する時計の聖地の名称。ジュネーヴ州が「州内で組立された製品でなければ認めない」と規定した事と、同時期にオメガがジュネーヴの工房を閉じた事により、1970年代で途絶えたモデルです。

今回は、ダイヤルとケースがゴールド色で統一された高級感のあるモデル、Ref.535.025のご紹介です。サンバースト加工されたゴールドダイヤルに、墨入れされたペンシルハンド・バーインデックスが、視認性の良さと綺麗な顔立ちを際立たせてくれる一本。アプライドのバーインデックスは角度により煌めきを放ち、華やかさや上品さをも感じられます。

ムーブメントは、キャリバー635を搭載。オメガのデヴィルシリーズなどに数多く使われ、精度と耐久性を両立させた自社製ムーブメント、キャリバー620から発展しており、小型ながらに評価が高いムーブメントです。

レザーブレスには、CASSIS社製アリゲーターレザーのブラウンをセッティング。Ωマークに特徴のある貴重な純正尾錠も付いているので、共にご愛用頂く事をお勧め致します。シンプルながらに美しく、様々な装いを素敵に演出してくれる素晴らしい時計です。是非店頭にて御覧ください。