フランス語で「都会の」といった意味のある「De Ville / デヴィル / デビル」。ヴィンテージオメガの中では比較的手巻きモデルの多いシリーズであり、正に街で使うオメガと言うシリーズ名を感じるシンプルで大人な時計が多い印象です。

今回ご紹介のRef.511.0375は、当時のレディースヴィンテージオメガとしては大き目な26mmのスナップバック式スクエアケースが魅力のモデルです。段付きのカッティングが施されたカットガラスの美しさと、ヘアライン仕上げのシルバーダイヤル、ペンシルハンド、4点のみのバーアワーマーカーで創られたデザインは、シンプルな中に拘りを感じさせる、どこか北欧デザインにも近い雰囲気を漂わせてくれます。

搭載されたキャリバー625の手巻きムーブメントは、当時オメガを支えた素晴らしい機械であり、メンテナンス性が高く、末永くお使い頂けます。

レザーブレスには、当店オリジナルリザードレザーブレスのブルーをセレクトしております。当時の純正尾錠が付属している事も大きなポイントであり、50年近い時を経た物とは思えないコンディションです。是非店頭にてご覧ください。