1945年にデイトジャストを開発し、兄弟のように展開させたロレックスが作り上げた当時のスタンダード、｢Oyster Perpetual / オイスターパーペチュアル｣。防水・防塵ケースを表すオイスターと、自動巻きを表すパーペチュアルのロレックスを代表する発明が使われており、シンプルなディテールから根強いファンを持つ名シリーズです。

今回ご紹介のRef.6509は、レディースモデルとして現存する物もほとんど見る事のない、スモールセコンド付きオイスターパーペチュアルです。アイボリーカラーの雰囲気が良く、レンズ付きプラ風防の厚みと、アップライトされたクラウンマークとロンバスアワーマーカー(菱形)のクサビインデックス、インデックスは細かくカッティングされたことにより、光の当たる角度によって輝きが変わる手の込んだつくりとなり、エッジの効いたアルファハンドとゴールドベゼルの組み合わせが、さりげなく豪華で強い存在感と、アンティークらしい特別な雰囲気を纏っています。リューズも当時のクロスマーク入りの物が使用されており、オリジナル性の高いディテールです。

自動巻きスモールセコンド付きキャリバー1120は50年代の代表的な自動巻きの初期の機械であり、当時の特有である通称ユニコーンローターと呼ばれるパーツデザインがメーカーの拘りを感じる事の出来るディテールです。

レザーブレスにはベルギーにてハンドメイドで仕上られたLIC社製バッファローレザーベルトのブラウンをセレクト。是非、ロレックスらしさもある美しく、とても魅力のある時計です。店頭にてご確認下さい。