1941年製のこちらの固体。マニアであればご存知の「OYSTER WATCH CO. / オイスターウォッチカンパニー」。裏蓋の刻印の通りR.W.C.LTDつまりロレックス・ウォッチ・カンパニーと、SARつまりはソサエティア・アノニム・ロレックスの傘下でオイスターケースを作り、各国でパテントナンバーを取得した時計史において非常に重要な歴史が刻まれております。こちらの固体のモデル名でもあるリプトンに関しては諸説ありますが、紅茶ブランドで最も有名な創業者サー・トーマス・ジョンストン・リプトンにちなんで付けられたと言う説が有名です。30mmのオイスターケースには「Oyster Patent」の文字が入った6mmリューズが付き、美しい経年変化を遂げたセクターダイヤルには、スモールセコンド、アラビア文字、形状の美しいブルースチール針と欲しいディテールが詰まっております。レザーブレスにはベルギーにてハンドメイドで仕上げ、しなやかな肌触りのLIC製バッファローヌバックレザーベルトのグレーをセレクトしております。素晴らしい歴史の詰め込まれた一本を是非店頭にてご確認下さい。